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大阪市旭区
大阪市旭区
大阪市旭区の作業事例。記事数は49件となります。
大阪市旭区記事の一覧です
「お庭のお手入れ(剪定・伐採・除草・消毒)」「植栽工事」「自動灌水ホースの設置工事」など、お庭・植木に関するお悩みはなんでもお気軽にご相談ください。
大阪市旭区
個人宅の中庭にある、高さ7mのケヤキを伐採・抜根した事例│大阪市旭区 T様
作業前 作業後 個人宅の中庭にある、高さ7mのケヤキを伐採・抜根した事例│大阪市旭区 T様
自宅の中庭にあるケヤキを伐採・抜根したい
当社ホームページをご覧になられた大阪市旭区の一戸建てに住まれるT様より、「ケヤキの伐採・抜根」を電話にてご依頼いただいた事例です。
自宅を売却するにあたり、中庭に植わっているケヤキを伐採し、根も抜く抜根をしたいとのご要望でした。
見積のためご訪問し、ケヤキの状態の確認と作業段取りを検討しました。
見積をご確認のうえ、当社にご依頼いただきました。作業内容と手順
作業の流れは以下の通りです。
1.ケヤキ伐採・抜根の計画(見積時に検討)
2.駐輪場の屋根撤去
3.ケヤキの枝葉の剪定・幹の伐採
4.中庭舗装(インターブロック)の撤去
5.道路に面したブロック塀の撤去
6.ケヤキの抜根
7.中庭舗装(インターブロック)の修復
8.駐輪場の屋根の修復
9.道路に面したブロック塀の修復
1.ケヤキ伐採・抜根の計画(見積時に検討)
まず伐採の計画を検討します。
今回のケヤキは、敷地内の中庭にあたる場所に植えられていました。
根も撤去する抜根作業をおこなうためには、パワーショベルと呼ばれる重機を使用する必要があります。
重機の搬入には幅2m程度の重機が出入するためのスペースが必要です。
抜根計画を検討する際、この出入口の確保ができるかどうかがポイントとなり、場合によっては塀を搬入のために壊す必要が出てくることもあります。
今回は、中庭にあるケヤキであったため
- ●道路に面したブロック塀の撤去・修復
- ●中庭に敷かれた舗装(インターブロック)の撤去・修復
- ●中庭にある駐輪場の屋根撤去・修復
が必要と判明しました。
費用としてもこれらの作業費がかかってきてしまいます。
伐採、抜根作業も含めて、50万円の費用がかかると見積しました。
これらを訪問の際に検討・ご説明し、その後ご契約いただきました。
2.駐輪場の屋根撤去
当日行った作業手順です。
まずはケヤキのすぐ横にある、駐輪場の屋根を撤去します。
ケヤキを伐採する際、剪定した枝葉が駐輪場の屋根に落下して屋根が破損することを防ぐためです。
工具を用いて分解し、支柱だけ残る形にして伐採に備えます。
3.ケヤキの枝葉の剪定・幹の伐採
チェーンソーを使用して、下の枝から順番に切り、徐々に上部の枝を切っていきます。
下の枝から切る理由は、上の枝から切ってしまうと下の枝にひっかかり、危険が伴うためです。
枝をすべて切り落とし、ケヤキの幹だけ残る状態(1本の棒のような状態)にしました。
その後、ケヤキの幹にはしごで登り、職人が自身の体をケヤキの幹に固定します。
その状態で、チェーンソーを使用して、幹の上部から順に切断していきます。
徐々に下に降りていきながら幹を切断して、ケヤキの根本の部分をチェーンソーで切断して切り株だけ残る状態にします。
伐採後は、枝葉を掃除します。
4.中庭舗装(インターブロック)の撤去
次に、重機が通る部分の舗装を撤去する作業を行います。
舗装に使用されているインターブロックは、重機など重量があるものが乗るためには作られていません。
重機が上を通ると、インターブロックが破損する可能性があるため、一時的な撤去を実施しました。
ケヤキの切り株の周囲から順番にインターブロックを取り外していきます。
作業にはバールを使用します。インターブロックはセメントなどで固定されていないため、機械を使う必要はありません。
5.道路に面したブロック塀の撤去
次に、道路から重機を入れるために道路に面したブロック塀の一部を撤去します。
重機が通るためには、幅2m程度のスペースが必要となるため、撤去するブロックに印を付けます。
撤去するブロックと残すブロックの境目を電動カッターを使用してブロックに切り目を入れます。
その後、ハンマーなどを使用して、ブロック塀の上部より順番にブロックを撤去していきます。
ブロック塀の内部には、地震時に崩れないように鉄筋が縦方向・横方向に通されています。
耐震のため、横方向に通されている鉄筋は、残すブロック塀と繋げておく必要があります。
ブロック塀を撤去する際に、横方向の鉄筋を破損しないよう、ドリルを使用してブロックを撤去していきます。
6.ケヤキの抜根
ブロック塀の撤去が完了すると、重機を中庭に入れます。
ケヤキの切り株の周囲の土を掘るため、作業ができる場所に重機を据え付けます。
重機を使って土を掘り、根が露出する状態にします。
太い根は、チェーンソーで切断します。
その後、根にワイヤーをひっかけて、重機を使って引っ張り上げます。
根が取り除けると、重機を使って空いた穴に土を埋め戻しします。
7.中庭舗装(インターブロック)の修復
抜根が完了したため、インターブロックのを復旧します。
まず、整地した地面の上に砂を撒き、整地します。
次に、作業のため一時的に退避させていた既存のインターブロックを並べ直します。
並べたインターブロック同士の隙間(目地)には、珪砂(けいさ)と呼ばれる砂を刷り込んんでいきます。
作業には柔らかなほうきを使用します。
珪砂を目地に入れることで、インターブロック同士がしっかりかみ合い、安定した舗装になります。珪砂は徐々に嵩が減るため、多めに入れておくことがポイントです。
8.駐輪場の屋根の修復
次に、伐採のために取り外していた駐輪場の屋根を復旧します。
まずは、骨組みを工具を用いて取り付け、その後屋根材を取り付けます。
こういった既製品の屋根は、廃盤となっている場合も多く、作業時に破損してしまうと修復ができなくなってしまうため、慎重に作業する必要があります。
9.道路に面したブロック塀の修復
次に、重機を入れるために撤去したブロック塀を修復します。
基礎部分は既存のものを残してあるため、再利用します。
基礎から1段目のブロックを設置していきます。
残しておいた横方向の鉄筋を使用します。
縦方向の鉄筋は新品のものを使用します。
設置時にはセメントを用いて固定していきますが、セメントが固まるまでには時間がかかるため、1日に積むブロックは4段にします。
一度に5段以上積んでしまうと、セメントが固まっておらず、塀が傾いてしまう恐れがあるためです。
翌日、セメントが固まってから、5段目以降のブロックを積み上げました。
高さ7mの中庭にあるケヤキの伐採・抜根が完了
中庭にある、高さ7mのケヤキを伐採・抜根しました。
5日間あった作業日程最終日に、お客様にも立ち合い頂き「これで安心しました」と嬉しいお言葉をいただき、大変良かったです。
樹木の抜根は、重機を入れるためのスペースをどのように確保するのか、安全性と費用面を総合的に考え、計画を練る必要があります。
想像以上に費用が掛かる可能性もあるため、本当に抜根が必要かどうかも検討することが大切です。
一戸建てはもちろんマンションやビルのケヤキの伐採・抜根をご検討の方は、いつでもお気軽にご相談ください。
大阪市旭区でケヤキの伐採・抜根をご検討中なら「村上造園」までお気軽にご相談ください!
その他の植栽事例
- 植栽
<作業内容>
■伐採・抜根
ケヤキ H=7m 1本
■塀撤去・修復
■舗装撤去・修復
■サイクルポート屋根撤去・修復
<作業時間>
3人 5日
工事費用500,000円
6本のエメラルドを60cm剪定した事例│大阪市旭区 J様
作業前 作業後 6本のエメラルドを60cm剪定した事例│大阪市旭区 J様
全く手入れをしていなかったエメラルドをしっかり剪定してほしい!
大阪市旭区の一戸建てに住まれているJ様より、「エメラルドの剪定」を当社ホームページのメールフォームよりご依頼いただいた事例です。
家の壁に接しそうなほど大きく成長したエメラルドに圧迫感を感じられておられました。高さをできるだけ下げて、横幅も縮めて、樹の一つ一つが分かれるよう小さくしてほしいとのご依頼がありました。
作業内容と手順
作業の流れは以下の通りです。
1.エメラルドを剪定する高さを検討
2.エメラルドの剪定
3.掃除・片づけ1.エメラルドを剪定する高さを検討
剪定を開始する前に、まずどの高さに揃えるかを検討します。
検討する際に大切なポイントは、お客様のご希望、エメラルドが枯れない程度の高さであること、6本それぞれの高さが揃っていること、の3つとなります。
その3つのポイントを踏まえて高さを検討し、実際どのぐらいの高さになるのかを、物差しを樹のそばに立てて見栄えを確認します。
エメラルドは半分の高さまで切ってしまうと枯れてしまうので、今回は樹の上から60cmの高さとしました。
2.エメラルドの剪定
剪定する高さを決めたら、剪定作業を開始します。
剪定は、まず樹の上から60cmのところをノコギリを使って切り落とします。
幹の直径が4~5cmあったため、ハサミで切ることはできません。1本のエメラルドを切ったあと、それに高さを合わせて他の5本を切っていきます。
6本の高さが揃わないと見た目が良くないため、注意をして作業を進めます。次に、ハサミを使って形を整えていきます。
横から見たときに、卵型になるよう面取りをしながら剪定を進めます。真四角に切ってしまうと生垣のようになってしまい、今回狙いたい見栄えにならないため、注意が必要です。
また側面を切りすぎると頭ばかりが大きいキノコのような形になってしまいます。敷地内のスペースが限られていたため、敷地内だけで作業を行うことができません。道路にはしごと脚立を立てて、刈り込み作業を進めました。
石垣の上部にはフェンスがあり、フェンスに傷が付かないよう作業を進めました。また、切った枝が落下してフェンスが曲がらないように注意が必要です。
3.掃除・片づけ
最後に刈り取った枝葉を集め、ゴミを回収して、すべての作業が完了となります。
圧迫感のない、卵型のきれいな樹形に剪定されたエメラルド
こちらが施工後の写真です。圧迫感のない、卵型のきれいな樹形になったエメラルドへと生まれ変わりました。
お客様からも「きれいになりましたね。高さもこれぐらいが良いと思いました。」と嬉しいお言葉をいただき、大変良かったです。
エメラルドは、長い間放置していると大きく成長します。成長しすぎると小さな形にすることが難しくなるため、定期的な剪定をおすすめいたします。
一戸建てはもちろんマンションやビルの植栽剪定などでお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
大阪市旭区でエメラルドの剪定をご検討中なら「村上造園」までお気軽にご相談ください!
その他の植栽事例
- 植栽
<作業内容>
■剪定
エメラルド 6本 高さ2m<作業時間>
4時間
工事費用20,000円
自宅の壁にタマシダとカラフルなヒューケラを植栽した事例 大阪市旭区A様
作業前 作業後 自宅の壁にタマシダとカラフルなヒューケラを植栽した事例 大阪市旭区A様
殺風景な壁面に植栽をして見映えよく仕上げてほしい
大阪市旭区に所在するA様のご自宅にて、壁面にタマシダ・ヒューケラの植栽をおこなった事例です。
ご自宅に作った植栽専用のパネルが、草木が枯れて寂しい印象になってしまったというご依頼者様。植木を新たに植栽して見映えをよくしたいとのことで、お問い合わせくださいました。
日の当たりづらい塀の内側に位置していたので、日陰でも育ちやすく比較的お手入れもしやすい「タマシダ」と「ヒューケラ」を選定しました。ヒューケラは品種によって赤・紫・イエローなど色のバリエーションが豊富なため、花壇を彩り良く仕上げるのに最適です。
今回は以下の流れで作業を進めます。
【作業の流れ】
1.事前調査・植木の選定
2.枯れた植木を撤去
3.タマシダ・ヒューケラの植栽
4.掃除・水やり作業の流れ
手順を追って見ていきましょう。
1.事前調査・植木の選定
今回のような壁面に植栽をおこなう場合、事前にパネルのメーカーを調べ、植え付けの方法やシステムの仕様をカタログで確認する必要があります。というのも植えられる品種や手入れの方法が、システムの種類によって大きく異なるためです。
今回は自動散水機能の付いた、壁面に植木を埋め込むタイプのパネルでした。この仕様で問題なく植えられる品種を選び、お客様へ提案します。
2.枯れた植木を撤去
壁面に残っている枯れた植木を、土やスポンジごと撤去します。穴の中や爪にはさまった根まで、すべて取り除くよう念入りに掃除します。
3.タマシダ・ヒューケラの植栽
パネルがきれいになったら、タマシダとヒューケラを42株ずつ植栽します。
まずはパネルの下半分にタマシダを植えこみます。今後葉が長く伸びるのを見越して、葉がしだれても大丈夫なよう下段に配置しました。
続いてヒューケラは色のバランスをとるため、植える前に一度床に植木を並べて配置を考えます。同色が隣り合わせにならないように、あるいは緑や黄緑の間に赤色を挟もうなど、全体の雰囲気を見て調整しました。
配置が決まったら壁の穴にポットを埋め込み、その周りにスポンジを撒いて3本の爪で固定します。
4.掃除・水やり
最後に周囲に飛び散った土を水できれいに洗い流し、植木にもしっかりと水を撒きます。
掃除・片づけをしてすべての作業が完了です。
タマシダとヒューケラの植栽で、彩りよくお洒落な雰囲気のパネルに
植木が枯れて殺風景な印象だったご自宅の壁に、彩り豊かななヒューケラとタマシダを植えることで、華やかな印象へと仕上げました。
お客様からは「想像以上にきれいになりました。ありがとうございます」というお声をいただきました。
ご自身での管理が難しい自宅パネルの植栽も、植木の選定からお手入れの方法まで親身にご相談を承ります。
大阪市旭区で、ご自宅の壁にタマシダやヒューケラの植栽する際は「村上造園」まで!
その他の植栽事例
- 植栽
<作業内容>
■植栽
タマシダ 42株
ヒューケラ 42株
<作業時間>
2時間
工事費用52,000円
空き家に生えた、高さ5mの柿の木を伐採した事例│大阪市旭区K様
作業前 作業後 空き家に生えた、高さ5mの柿の木を伐採した事例│大阪市旭区K様
落葉がひどいので、空き家の柿の木を伐採して欲しい
大阪市旭区に所在する空き家に生えた、巨大な柿の木の伐採を、元家主のご家族様よりご依頼いただいた事例です。
柿の木は冬を迎えるにあたり落葉がひどくなるため、ご近所の迷惑になる前に対処したいからと、このタイミングで問い合わせをいただきました。
今回は以下の流れで作業を進めます。
【作業の流れ】
1.玄関から植木までブルーシートを設置
2.柿の木の伐採(上部)
3.柿の木の伐採(下部)
4.枝葉や道具の片付け作業の流れ
手順を追って見ていきましょう。
1.玄関から植木までブルーシートを設置
柿の木は住宅の裏庭に位置しており、ご自宅の中を通らなければ植木にたどり着けない構造となっていました。
そこで玄関から柿の木までの直線距離にブルーシートを敷き、道具やゴミの持ち運びができる様に導線を確保しました。
2.柿の木の伐採(上部)
柿の木の周辺が非常に狭かったため、足場を工夫しながら伐採に取り掛かります。小さ目のハシゴを立てかけ、塀なども上りながら、まずは植木の上部から枝葉をカットしていきます。
切断した枝葉をすべて下に落としてしまうと、足場が狭いため、足の踏み場がなくなってしまいます。カットした枝葉は一度トタン屋根の上に載せるなど、ゴミの量を調整しながら作業を進めます。
植木側面の枝葉をすべてカットし、丸太の状態になったら、一度すべてのゴミを回収しトラックの荷台へ運びます。
3.柿の木の伐採(下部)
片付けが終わったら、次は根元側からチェンソーで植木を切断していきます。処分する枝葉や幹は空き家の中を通ってトラックまで運ぶため、自宅内を通れる様、小さめに切断するのがポイントです。
植木は根元を残し、生際までをカットします。
4.枝葉や道具の片付け
最後に伐採で発生した柿の枝葉や、周囲に飛散したゴミを処分します。
すべてのゴミ・道具を荷台へ積み終わったら、最後に自宅内へ敷いたブルーシートを、ゴミを落とさない様に片付けて完成です。
空き家屋根を覆っていた柿の木がなくなり、すっきりとした景観に
屋根を葉が覆い隠すように生えていた、5mの柿の木を伐採。これで秋から冬の季節にかけて、落葉がご近所に迷惑をかける心配もありません。
お客様からも「きれいになりましたね。ありがとうございます」と声をかけていただきました。
手入れの行き届きづらい「空き家」の伐採・メンテナンス作業を、弊社では積極的にお受けしております。遠方にお住まいで立ち合いが難しい場合も、ぜひお気軽にご相談くださいね。
大阪市旭区で、植木の伐採をご希望の方は「村上造園」まで!
その他の植栽事例
- 植栽
<作業内容>
■伐採
カキ 高さ5m 1本
<作業時間>
1人3時間
工事費用20,000円
玄関先の梅・ハナミズキの植木を裏庭へ移植した事例 大阪市旭区
作業前 作業後 玄関先の梅・ハナミズキの植木を裏庭へ移植した事例 大阪市旭区
大きく育った植木2本を、玄関先から邪魔にならない裏庭へ移植してほしい。
(写真手前:ハナミズキ 写真奥:梅)
大阪市旭区のご自宅にて、玄関先のハナミズキと梅を裏庭へ移植した事例です。
植木が育ちすぎたため、邪魔にならない場所へ植え替えてほしいとのご希望でした。
今回はLINE経由でご相談をいただき、植木の写真も添付していただいたため、お見積りもチャット上でスムーズに完結しました。
【作業の流れ】
1.梅の木を抜く
2.ハナミズキの木を抜く
3.裏庭へ植木を運ぶ
4.植木を移植する
5.水やり・掃除する以下で詳しく説明していきます。
梅とハナミズキの移植作業の流れ
今回の作業内容を、手順を追って見ていきましょう。
1.梅の木を抜く
玄関先の植木のうち、邪魔になりづらい小さな梅の木から抜いていきます。
まずは地面を掘る邪魔にならないよう、根元の雑草や石を片付けます。雑草は引き抜いて袋に詰め、散乱した石ころやレンガは、庭の隅へ移動させました。
植木の下が綺麗になったら、次は根元の土をスコップで掘り進めていきます。最初に大きな根が姿を現し、次にゴボウのような細い根が顔を出すためノコギリやハサミでカットします。
さらに掘ると土壌の色・質が変化するので、それを目安に植木の中心方向に向かって、今度は斜めに掘り進めていきます。すると徐々に植木が傾いていくため、完全に倒れるまで作業を続けます。
植木がパタンと倒れたら、不要な根をカットして根元の土をボール状に整えます。土を球状に残すことで、植木が持ち運びやすくなる上、埋める穴の大きさも最小限に抑えられるためです。
このとき梅は幹から直径20cm、ハナミズキは直径40cmほどのボール状に、根元周りの土を残すのがポイントです。
梅の木を引き抜いたら、次の作業の邪魔にならない場所へ一度仮置きしておきます。
2.ハナミズキの木を抜く
次にサイズの大きな、ハナミズキの植木を抜いていきます。梅の木と同様、必要な根を切断しないように配慮しながら、根元をスコップで掘り進めていきます。
15分程で作業が終わった梅とは対照的に、ハナミズキの引き抜きは重労働でした。というのも、根元に掘り出せないほど大きな石が潜んでおり、その石を避けつつ根を傷つけないように配慮して掘り進めたためです。
約1時間の作業の末、無事にハナミズキも引き抜きました。
3.裏庭へ植木を運ぶ
裏庭へ抜いた植木を運びます。
お客様に植える位置を確認し、その箇所に木を植えるための穴を掘っていきます。4.植木を移植する
掘った穴に植木の根元を入れ、倒れないように踏み固めながら土をかけていきます。ある程度まで土を入れたら、穴の周辺にダムのような“くぼみ”を作り、ホースで水を溜めます。
水を溜めた状態で根元を棒でつつくと、ボコボコッと空気が抜けていきます。空気を逃がしながら、地表が平らになるラインまで土を足して穴を埋めます。
土を埋めたら植木が倒れないよう竹で支柱を作り、しっかりと縄で縛ります。周辺の土をきれいに整え、再度水を根元にかけてみて、水量が滞りなく減っていけば問題ありません。
このとき仮に水が流れないとすれば、土の質自体に問題があるかもしれません。水が溜まってしまうと植木の根が腐ってしまうため、この地質チェックは非常に重要です。
5.片付け・掃除
最後に周辺に散らばったゴミを回収し、土を山をきれいに整地すればすべての作業が終了です。
梅とハナミズキの植木が、裏庭へ移植され景観もすっきり
梅とハナミズキの植木を玄関先から、人通りの邪魔にならない裏庭へ移植しました。
お客様からも「大変きれいになりましたね」と嬉しい言葉をいただきました。今回のような「ご自宅内での木の移植作業」など、植木に関するご相談を幅広く受け付けています。ぜひお気軽にご連絡ください。
大阪市旭区で梅やハナミズキなど、ご自宅の植木を移植したい方は「村上造園」まで!
<作業内容>
■移植
ハナミズキ
高さ2m 1本梅
高さ1.5m 1本<作業時間>
1人3時間
工事費用25,000円
虫が湧き、枯れてしまったサルスベリの木を撤去 大阪府大阪市旭区
作業前 作業後 虫が湧き、枯れてしまったサルスベリの撤去 大阪府大阪市旭区
ご依頼のきっかけ:庭のサルスベリが枯れてしまったので、何とかしてほしい
今回は、大阪府大阪市にお住まいのT様より、電話にてご相談がありました。
庭に植えていたサルスベリが、気づけば枯れてしまっており、様子を見て欲しいとのことでした。
枯れてしまった要因を探るため、さっそく現地へお伺いしました。
樹木の内部を食い荒らす虫が湧いていたので、根っこから完全に撤去することにした
現地にお伺いしてサルスベリを確認してみると、木の表面に2~3ミリ程度の穴が開いていました。
木の根元に「おがくず」が散っていたこともあり、「これは間違いなく虫による被害だ」と判断し、他の植木への被害が出ないよう根っこからすべて撤去することを提案。
T様の許可をいただき、抜根作業を行いました。
手作業でサルスベリの抜根作業
それでは、今回の作業内容を紹介します。
1.サルスベリの枝を切り落とす
まず初めに、サルスベリを撤去しやすいよう、細かい枝などをすべて切り落としていきます。
一本の丸太状になるまで、しっかりと切りました。
2.サルスベリ周辺を、スコップで掘り起こす
続いて、サルスベリを抜根するために、周囲を掘り起こしていきます。
周囲30㎝程に根が張っていたため、完全に根が露出する広さ(40㎝程度)をとって堀り進めていきました。
3.サルスベリを揺らしながら引き抜いていく
根が露出して来たら、サルスベリを揺らしながら引き抜いていく作業に移ります。
土の中で折れてしまわないよう、慎重に作業を進めました。
4.根についた土を払い落とし、搬出車両へ積み込み
サルスベリが抜けたら、根についた土を落としていきます。
処分する際に土がついていると引き取ってもらえない場合があるので、しっかりと土を落として搬出車両に積み込みました。
5.穴の埋め戻し
最後にサルスベリが植わっていた穴に、小石が入らないよう気を付けながら土を戻していきます。
T様は「また別の植木を植えたい」とのご要望でしたので、植木に適した土を混ぜ、埋め戻しを行いました。
害虫の発生には兆候がある:早期発見と早期対策を!
最終の仕上がりをT様に確認していただきましたところ、「綺麗になってよかったです。次に何を植えるか、今から楽しみです。」と大変満足されているご様子でした。
「以降も植木のことでいろいろ相談したいです」とのことでしたので、「村上造園では、植栽の提案なども行っていますよ」とお伝えし、撤収しました。
今回のように、虫の被害による植木の撤去は珍しい事ではありません。
虫ごとにその兆候は違いますが、「木の表面に2~3ミリの穴が開いていること」「木の根元におがくずが落ちていること」が、樹木を内側から食べる虫が湧いているサインです。
近くにある木にも影響が出る可能性がありますので、早期に殺虫剤をまくなど、対策は怠らないようにしましょう。
大阪府大阪市旭区でサルスベリの撤去・抜根を依頼するなら村上造園まで
その他の植木伐採の事例
- 植木伐採
<撤去・抜根>
サルスベリ H=2m 2本
<作業時間>
3時間
工事費用 10,000円[metaslider id=8037]
オリーブの移植|撤去予定のオリーブを花壇から植木鉢に植え替え 大阪府岸和田市
作業前 作業後 オリーブの移植|撤去予定のオリーブを花壇から植木鉢に植え替え 大阪府岸和田市
撤去予定のオリーブが立派でもったいないのでどうにか移植したい
大阪府岸和田市の不動産屋さんからのご依頼でオリーブの移植をご依頼いただきました。
管理されている土地(飲食店の跡地)の、駐車場の花壇に植えてあったオリーブが邪魔だから撤去することになったけれど、立派なのでなんとかして残したいとお考えでした。
現地にお伺いして、オリーブを拝見すると、2mほどの高さで幹がしっかりしており、以前からきちんと手入れされていたようでした。
日本の花屋さんなどに出回っているオリーブの苗は、細いものが多く、ここまでの太さに育てるにはかなりの年数がかかります。
一旦植木鉢に植え替えて、ご担当者様が持ち帰りたいとのことでした。
オリーブ移植の作業工程|枝葉を減らして植木鉢に植え付け
今回の作業について紹介します。
1.周囲の土を掘ってオリーブの根を取り出す
最初にオリーブの根元の土を掘って、根を取り出しやすくします。
花壇の周りがコンクリートで囲まれているため、根があまり広がっておらず、比較的スムーズに作業が進みました。
2.枝の剪定
周囲を掘って根がグラグラするくらいの緩さになったタイミングで、枝の剪定を行います。
枝葉が多すぎると、移植後に枯れるリスクが高まるからです。
先に剪定することもできますが、前工程の掘る作業の途中で折れたり傷ついたりすることがあるので、後から、弱った枝を優先的に剪定していく方が効率がよくなります。
また、枝葉を減らすことは、植え替えや移動時の重さを軽減することにもつながります。
3.植木鉢に移植
周囲をさらに掘って、植木鉢のサイズほどに根をカットし、手で幹ごと根を持ち上げて植木鉢に移植します。
根元の直径(20cm)の2倍くらいが掘り取りの目安なので、直径40cmほどの鉢を用意し、鉢から飛び出すような根をカットして鉢の内部に収めました。
植木鉢には鉢底ネットと鉢底石を敷いた上に少し園芸用土を入れてあります。
鉢に根を入れた後は、倒れないように支えながら傾きを直し、外周にも手や棒を使って土を押し込んでいきます。
土を十分押し込んだら、表面から水をかけて、土が下がった分、土を足しました。
植木鉢の縁スレスレより3〜4cmほど下まで土入れています。
4.発根促成剤を散布
最後に、根付きやすくするために発根促成剤(オキシベロン)という液体を薄めるタイプの薬剤を表面から散布します。
5.運搬
車に積み、倒れないように紐で縛って固定して移送先の大阪市内まで運搬しました。
撤去予定のオリーブを問題なく植木鉢に移植できた。
移送後、ご担当者様は「あのまま処分されなくてよかったです。しばらくは鉢のまま育てたあと場所を探して地面に植えようかなと思っています。」と嬉しそうになさっていました。
弊社では、お引越しやリフォームで植木をどうにか移植したいというご依頼を度々承っています。
この事例の移植は、狭い花壇でしたので根があまり大きくなっておらず、うまく植え替えることがいきました。
しかし、太い根が広範囲に張っている場合は、根を切りすぎて枯れたり、復活に時間がかかることがあります。
いずれにせよ、ご自身で行うと失敗するリスクが高まりますので、一度植木屋に相談されることがおすすめです。
<移植>
オリーブ:H=2m 1本
<運搬>
大阪府岸和田市~大阪市旭区
<作業時間>
1日
工事費用:25,000円
[metaslider id=8037]
2年間手入れ出来ていなかったマキの剪定 大阪府大阪市旭区
植木剪定前 植木剪定後 2年間手入れ出来ていなかったマキの剪定 大阪府大阪市旭区
マキなどの庭木の剪定を2年ほどできていない
弊社ホームページをご覧になった大阪府大阪市旭区のK様から「庭のマキ・サザンカの生垣などの剪定をお願いしたいのですが」と、ホームページをご覧になり、お電話でご依頼をいただきました。
ご事情をお聞きすると、前に頼んでいた植木屋さんが、毎年同じ時期に来てくれていたのに、急に来なくなって、連絡も取れず2年近く経ったので、慌てて他の植木屋さんを探し始めたとのことでした。
剪定の方法はお任せとのことでしたので、前の切り口を見ながら形を整えるとお伝えしました。
お伺いする時間帯について、お客様が御在宅の、土日朝9時から夕方までをご希望されましたので、土曜の朝9時にお伺いしました。
サザンカ・ヒイラギ・マキの剪定
低木にマキの葉が落ちると掃除しにくくなり、時間がかかるので、その手間をなくすために、最初に緑の細かい網状のシート敷きました。
1.マキの剪定
K様邸のマキは4mほどの大きめのもので庭は狭く屋根や塀に乗り作業しました。
脚立に乗り、上から順に枯れ枝・古い葉っぱを取り除き、形を見ながら刈り込んでいきます。
2.ヒイラギ・サザンカの剪定
ヒイラギとサザンカの生垣は前回切った部分を参考に、形を整え刈り込みました。
きつく切っても枯れにくいので、毎年剪定することを考えて、作業しやすい形に整えています。
毎年剪定を行う植木は、見た目の美しさに加えて作業をしやすい形にしておくことで、毎回の時間が少なくなります。
2年間気にされていたマキなどをキレイに剪定できた
ご依頼主のK様は作業後のマキを見て、「キレイになりましたね〜。ずっと気になってたので良かったです」とお喜びでした。
庭木の形は、1年くらいなら剪定せず放置していても、形を整えられますが、3年たつと形が変わって元に戻すのが難しくなります。
1年に1回が理想ですが、難しい場合も少なくとも2年に1回剪定される方がよいでしょう。
3.松がある場合
特に松をキレイな形に保つためには、毎年剪定することが大切です。
松は5月になると新芽がでるので、新芽がでるまでの時期、中でも前年の11〜12月ごろにされるのがおすすめですが、全体的な形を大幅に変えたり、きつめに切るなら夏のほうが向いています。
いずれにせよ、松は植木の中では管理の難しい木ですので、迷われた場合は、植木屋に相談してみてください。
大阪府大阪市旭区でマキの剪定を依頼するなら大阪市の植木屋村上造園まで
<剪定>
H=4m 1本
マキ H=3m 1本
ヒイラギ H=2m長さ10m サザンカ生垣
<作業時間>
1日(1人)
工事費用:25,000円
通行の邪魔にならないように庭木の剪定|家の中が見えないように剪定 大阪府大阪市旭区
作業前 作業後 通行の邪魔にならないように庭木の剪定|家の中が見えないように剪定 大阪府大阪市旭区
家の中が見えないように庭木の剪定
今回は、歩道沿いの生垣の剪定依頼です。
庭木を剪定する注意点として、家の中が見えないようにとの事です。生垣の高さは、背丈より高くです。
まず初めに、機械で庭木側面を刈り上げていきます。植えたばかりで、あまり茂っていませんが正面は均等に揃える必要があります。
高さになりますが、脚立を使い基準の高さを確認していただき一気に水平に刈り込んでいきます。
写真を見て頂くと上の部分は少し成長が早い所などがあります。
生垣は、毎年刈り込んだ方が枝が密になり、綺麗な生垣になります。
弊社では、何でもかんでもブツブツ切らずキツメに切る必要な庭木を見極めます。そして、庭全体のバランスを考え他の庭木の剪定を行います。
庭木の剪定を行った時の仕上がり後のイメージがあれば、聞いてください丁寧にご説明させていただきます。
お客様の庭に関するご要望にお応えいたします!
大阪府大阪市旭区の草刈り・庭木剪定・庭木伐採なら、大阪・奈良・京都・神戸・和歌山の植木屋(庭木手入れ)村上造園まで!
<庭木剪定>
生垣(シラカシ) H=2.5m 20m
薬剤散布
<作業時間>
1人4時間
工事費用: ¥15,000 (税込)
ビル敷地から道路にはみ出した7mのシマトネリコを剪定 大阪市旭区
施工前 施工後 ビル敷地から道路にはみ出した7mのシマトネリコを剪定 大阪市旭区
今回は大阪市旭区のビルのオーナーであるT様から、「ビルの角の花壇の植木が道にはみ出ているので敷地に収まるようにしてほしい」とご依頼いただきました。
お伺いすると、商店街の近くにある商業ビルの角地に設置された花壇に植えられたシマトネリコが7mほどの大きさになり、外側にも大きく広がっていました。
ビルの角地は、歩道と普通の道路に面しており、商店街や駅に近い場所でしたので人通りもある場所でした。
オーナーのT様は木の枝が道路にはみ出て大きく広がっていることのほか、ビルのテナントの看板が隠れてしまっていることにもお困りだったそうです。
「枝を全部切って丸坊主にすると、ビルが寂しい印象になりそうなので、少し緑を残しておいて欲しい」とのご要望がありましたので、その点に注意して剪定作業を行ないました。
ビル敷地のシマトネリコの剪定作業内容
まずは下半分の枝を剪定し、幹が見える状態にします。
続いてシマトネリコの幹の上の方にハシゴを立てかけ、ハシゴと幹をロープで固定します。
ハシゴで木の上の方まで登ると、葉が生い茂っているため下が良く見えない状態でした。
出来るだけ切った枝を落とさないように、下の方の枝に引っ掛けておいて、手に持って降りるようにしました。
枝を落とさざるを得ない時は、できるだけ真下の花壇の中に落ちるように気を付けました。
また、ビルの前の歩道には、最初に切った枝を置くなどして、木を切っている最中であることが分かるようにしておき、目の届く範囲で人が通る時は「危ないので気を付けてくださいねー」と声をかけさせていただきました。
立ち会いのもとイメージ通りにはみ出た木を剪定
今回は店舗ビルの角の花壇に植えられた7mの大きなシマトネリコの剪定を行ないました。
オーナーのT様に立ち会いいただき、枝を残す部分や、切ってほしい部分を都度確認しながら、満足いく仕上がりになるように作業を進めさせていただきました。
T様も「イメージ通りになってよかったです!」と、スッキリした木を見て喜んでおられました。
シマトネリコは枝葉を残さずに剪定しても、また生えてくる強い木ですので、今回の剪定でも、1年後には元通りとまではいかなくても普通に生い茂った木に戻ると予想されます。
生長が早い木ですので、少なくとも年1回の剪定がおすすめです。
3mまでの高さでしたらご自身でも植木鋏で剪定作業を行う事ができるかもしれませんが、3mを超えると、ハシゴが必要になりますし、切る枝も大きくなり非常に危険ですので、植木屋に依頼された方が良いかと思われます。
弊社では、今回のように立会いのもとイメージ通りの仕上がりにさせていただくことも、最初にご要望をお聞きしご不在時に剪定作業を行うこともできますので、是非お気軽にご相談ください
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<剪定>
シマトネリコ
H7m 1本
<作業時間>
3時間
工事費用:22,000円(税込)